~草津本店の庭より~2025年9月16日の様子

スタッフブログ
2025.9.16

敬老の日が終わり、9月も後半に入りました。

依然として残暑厳しい日が続きますが、空が高く感じたり、赤とんぼが飛んでいたりと、秋を感じる瞬間が増えてきました。

今回は、千紀園草津本店の植物の様子をご紹介します。

ハナトラノオ(花虎の尾)

ハナトラノオ


まずは、ハナトラノオ(花虎の尾)です。

別名をカクトラノオ(角虎の尾)ともいうシソ科の多年草で、北アメリカ東部原産の植物です。
日本に入ってきたのは大正時代のことで、秋の茶花としても用いられます。

穂の周りに、ラッパ型の小さな花を複数咲かせていますね。
薄いピンク色が涼しげで、暑さを忘れさせてくれるかのようです。

ギボウシ(擬宝珠)

千紀園草津本店庭のギボウシ


こちらはギボウシ(擬宝珠)
洋名のホスタの名で呼ばれることもあります。

茶房から見える中庭に植わっています。
直射日光があまり当たらず、ギボウシには好適な環境のようです。
葉はツヤツヤとして大きく育ち、長く伸ばした花茎の先には、これまた大きな白い花を咲かせています。

くっきりとした葉脈も大変美しいので、茶房をご利用の方はぜひご覧になってみてください。

アジサイ(紫陽花)

草津本店庭のアジサイ


こちらは、アジサイ(紫陽花)です。

梅雨の時期にみずみずしく咲いていたアジサイは、現在はドライフラワーのようになっています。

アジサイは本来は花後にすぐに剪定をするのですが、こうして花を残して枯れ姿を楽しむのも一つの方法です。


今回は3種の植物をご紹介しました。

千紀園 草津本店にお越しの際には、庭の植物たちにも目を留めていただけますと幸いです。

 2025.9.16

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