中秋の名月には家族団らんのひとときを

読みもの
2025.9.20

2025年の中秋の名月は?

あと半月ほどで中秋の名月(お月見)ですね。

中秋の名月の日付は、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)とは異なる太陽太陰暦に基づいて決められるため、毎年変動します。

今年2025年の中秋の名月は、10月6日(月)です。

お月見といえば、ススキやお団子をお供えして、家族団らんで過ごすというイメージがありますね。


中秋の名月を愛でる習慣は、元々は中国の唐代(618年-907年)の頃から盛んになりました。

この風習が日本に伝わったのは、平安時代。
貴族たちが宴を開いてお月見を楽しんだようですが、庶民には縁のない催しでした。

江戸時代には庶民の間にもお月見の習慣が広がります。

お団子を供えて月を愛でる様子が、当時の浮世絵にも残されています。

歌川豊春「浮絵 中秋之景月見図」
メトロポリタン美術館所蔵・歌川豊春「浮絵 中秋之景月見図」(パブリックドメイン)
歌川豊春「浮絵 中秋之景月見図」部分
メトロポリタン美術館所蔵・歌川豊春「浮絵 中秋之景月見図」部分

他国での過ごし方

日本以外の国では、この日をどのように過ごすのでしょうか。

中秋の名月の日は、近隣の中国や韓国では祝日となります。
故郷から離れて暮らす人々は帰省し、家族とともに過ごします。

中国では「中秋節」といって、家族が集まって、満月の形をかたどった月餅を皆で分けて食べます。

また韓国では、中秋の名月の日は「秋夕(チュソク)」とよばれ、たくさんの料理を用意し、一家でご先祖様に感謝の気持ちを伝える儀式を行います。

お月見のお供に千紀園のお茶やスイーツを

日本では祝日にはなりませんが、家族をはじめとする親しい人と一緒に満月を見上げたり、テーブルをともにして楽しく語り合う時間を持てるとよいですね。

千紀園のお茶やスイーツも家族団らんのお供に加えていただけますと幸いです。
お月見がモチーフのお茶碗で抹茶をたてていただくのもおすすめです。



みずかがみ 酒かすふぃなんしぇ 10個詰合せ
みずかがみ 酒かすふぃなんしぇ 10個詰合せ



月見・重陽の茶道具

 2025.9.20

よろしければシェアをお願いします!!

  • Instagram
  • tumblr

読み物一覧

関連記事