
~草津本店の庭より~コバノズイナ
- スタッフブログ
- 2025.6.3
コバノズイナが咲いています
千紀園草津本店のグランドオープンに合わせて、庭部分の植栽工事も完了しました。

たくさんの樹木や下草が植わっていて、これから季節の移ろいとともに景色がどのように変化していくのか、とても楽しみです。
6月初旬の現在は、コバノズイナが咲いています。

赤みがかった軸に動物のしっぽのような白い穂状の花がついていて、風に揺れる姿は何とも愛らしいです。
コバノズイナはどんな花?
コバノズイナはズイナ科ズイナ属に分類される北米原産の品種で、明治時代に日本に渡来しました。
漢字では「小葉の髄菜」と表します。
日本の在来種である「ズイナ」よりも葉が小さいことから、この名前が付いたそうです。
「ヒメリョウブ」「アメリカズイナ」と呼ばれることもあります。
最近では、和洋問わず庭に取り入れられることが多い人気の植物です。
またコバノズイナは、茶花としてもよく用いられます。
初夏に咲く花だけでなく秋の紅葉も美しく魅力的で、お茶席の茶花では照り葉として使われることも。
千紀園に植栽されたコバノズイナも、季節によって葉の色が変わっていくことと思います。
草津本店にお越しの際は、ぜひ探してみてください。
今は小さな姿ですが、次第に成長して来年にはさらに多くの花と葉をつけてくれることでしょう。
千紀園スタッフ 2025.6.3
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