暑い夏を乗り切る!熱中症対策に「水出し緑茶」がおすすめ

日本茶
2025.7.3

いよいよ夏本番。
年々暑さが厳しくなり、熱中症対策は日常的に欠かせないものとなってきました。

熱中症対策としてまず思い浮かぶのは、こまめな水分補給ではないでしょうか。
補給する水分に「ただの水では物足りない」「甘い飲み物は控えたい」という希望がある方におすすめなのが、水出し緑茶です。

なぜ水出し緑茶が熱中症対策に向いているのか、含まれる栄養成分や注意点について詳しくご紹介します。

水出し緑茶とは?

水出し緑茶は、熱湯ではなくお水でゆっくりと時間をかけて抽出した緑茶のこと。
急須やポットに茶葉と水を入れて冷蔵庫で数時間おくだけで、すっきりとした味わいの冷たいお茶が出来上がります。

通常のお湯出しに比べてカフェインや苦味成分が少なく、お茶の甘み旨みが感じられる優しい味わい。
胃にも優しく、ごくごく飲めるため、夏の水分補給にぴったりです。

関連記事:茶葉を使った美味しい水出し緑茶の作り方

 

 

熱中症対策に向いている3つの理由

水出し緑茶が熱中症対策に向いている理由として、以下の3点が挙げられます。

水分補給がしやすい

水出し緑茶は口当たりがまろやかで飲みやすく、水よりも自然に水分補給がしやすいのが魅力です。
特に冷蔵庫で冷やしておけば、外出から帰ったときやお風呂上がりの水分補給に最適です。

カフェイン控えめで体にやさしい

お湯で淹れた緑茶はカフェインが多く、飲み過ぎると利尿作用によって体内の水分が減ることも。
その点、水出し緑茶は低温抽出によりカフェインが少なくなり、体にやさしい飲み物になります。

抗酸化・体調サポート成分が豊富

水出し緑茶には、ただ水分を補給するだけでなく、体調維持を助けるビタミンやカテキンなどの健康成分も含まれています。
暑さによる疲労や酸化ストレスの軽減にも一役買ってくれる存在です。

 

水出し緑茶に含まれるビタミン・成分とは?

水出し緑茶は、栄養的にも優秀な飲み物です。特に注目したいのが以下の成分です。

  • ビタミンC
    強い抗酸化作用があり、紫外線や熱によるダメージをケア。
    免疫力維持にも関与します。
    熱に弱いビタミンCですが、水出しなら壊れにくく、しっかり摂取できます。

  • テアニン
    緑茶特有のアミノ酸で、リラックス効果やストレス緩和が期待できます。
    暑さによる自律神経の乱れを整えるサポートにも。

  • エピガロカテキン(EGC)
    水出しで多く抽出されるタイプのカテキンで、抗酸化・抗炎症作用があり、体調維持に有効です。

これらの成分が、夏の疲労感や体調不良を防ぎ、熱中症になりにくい“元気な体”を作る手助けをしてくれます。

注意点も忘れずに

いくら水出し緑茶が体にいいとはいえ、熱中症対策の基本は「水+塩分」の補給です。
緑茶には塩分(ナトリウム)はほとんど含まれていないため、汗を多くかいた日はスポーツドリンクや塩飴、梅干しなどと併用するのがおすすめです。

また、利尿作用は少ないとはいえ、飲み過ぎはトイレが近くなったり、胃腸が冷える原因になることもあります。
冷たすぎるものを一気に飲まないよう、常温に近づけてゆっくり飲むのが理想です。

 

自然でやさしい熱中症対策に、水出し緑茶を

水出し緑茶は、夏の水分補給にぴったりな自然で健康的な飲み物です。
ビタミンCやテアニン、カテキンなどの健康成分が、体の内側から夏バテや熱中症を防ぐ“土台づくり”をサポートしてくれます。

毎日ごくごく飲めて、手軽に作れる水出し緑茶。
あなたの夏の必需品として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。



老舗茶舗千紀園の水出し緑茶特集
 
 

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