緑茶の美肌効果で自慢できる肌を作ろう
- 日本茶
- 2021.1.8
美肌は「赤ちゃんのような肌」と表現されることがあります。
生まれたての頃はキメ細やかで柔らかだった肌は、様々な要因で不調となったり、加齢とともに徐々に衰えてきたりします。
季節の変わり目に不安定になったり、夏の強い紫外線で肌にダメージを受けたり。
冬は冷たい空気で肌ダメージが現れやすくなります。
特に1月2月は、空気の乾燥がピークを迎え、肌ダメージが現れやすくなる時期です。
最近では、マスク着用が習慣化し、そのマスクによる摩擦などで肌荒れを起こすことも。
日本でよく飲まれている緑茶にはさまざまな効果があるといわれており、その1つが美肌効果です。
緑茶の美肌効果について紹介します。
緑茶には美肌効果がたくさん
緑茶カテキンは肌の老化対策にも有効!
緑茶、と聞くと「カテキン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
カテキンはポリフェノールのひとつで、緑茶を飲んだときに感じる独特の苦み「タンニン」の成分です。
緑茶カテキンは、ビタミンEやビタミンCの2倍とも3倍とも言われる強い抗酸化力(体の中のサビとも言われる活性酸素を消したり、発生を防いだりする働き)を持っているそうです。
緑茶は、烏龍茶や紅茶などの発酵茶よりもカテキン類が多いと言われており、「エピカテキン」「エピガロカテキン」「エピカテキンガレート」「エピガロカテキンガレート」という4種類のカテキンが含まれています。
緑茶カテキンは、老化の原因につながる活性酸素の除去作用が高いため、肌のシミやシワ、たるみ対策にオススメです。
玉露・煎茶・番茶・ほうじ茶と、緑茶にはいろいろな種類がありますが、中でも煎茶にカテキンが多く含まれています。
緑茶には豊富なビタミンC
緑茶は、カテキンのほか、ビタミンCの含有量の豊富さでも有名です。
レモンの3~5倍のビタミンCが入っているとも言われています。
ビタミンCは熱に弱いといった性質がありますが、緑茶に含まれているビタミンCは、カテキンの強い抗酸化力によって壊れにくくなり、80℃のお湯でも壊れません。
ビタミンCには、細胞と細胞をつなぐコラーゲンを作る作用があります。
ビタミンCを継続的に摂ることで、体内のコラーゲン合成力が強まり、肌を健康に保つことが可能になります。
人間の皮膚は約7割がコラーゲンでできており、肌の健康を保つためにはビタミンCが不可欠です。
このほか、ビタミンCには、
・肌のきめを整えたり、ニキビの予防などの効果が期待できる
・しみやそばかすなどの原因となるメラニン色素を薄くする
といった、お肌にとって嬉しい効果もあります。
また、緑茶は、ペットボトル入りのものよりも茶葉から淹れたものの方が、緑茶のもつ栄養分を多く摂ることができます。
ぜひ茶葉から淹れた緑茶を楽しんでくださいね。
関連記事:味や香りだけではない茶葉から淹れた緑茶とペットボトルのお茶の違い
抹茶も美肌づくりにおすすめ
煎茶のほか、スーパーフードともいわれる抹茶も、美肌づくりにおすすめです。
緑茶類の中でも抹茶には、カリウム、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、亜鉛、ビタミンB1、B6、Cが豊富に含まれています。
ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜の健康維持を助ける亜鉛、代謝を促進する効果のあるビタミンB1とビタミンB6が、美肌づくりに力を貸してくれることでしょう。
そして、抹茶は、これら茶葉の栄養素を丸ごと摂取できます。
自宅で抹茶を点てたことがない…という方に、初心者さん向けの抹茶セットはいかがですか?
抹茶は点てるだけでも癒しになりますし、おうち時間がますます充実しますよ!
緑茶は1日にたくさん飲んでも大丈夫?
緑茶にはたくさんの栄養が含まれていますが、煎茶や抹茶にはカフェインも含まれていますので、体や肌に良いからと言って1日にたくさん飲みすぎないように気をつけてくださいね。
持病がある方は、特にご注意を。
緑茶には美肌効果のほか、「血中コレステロールの低下」「体脂肪低下」「リラックス作用」なども期待できるため、美肌効果以外に健康面も意識して飲み続けましょう。
関連記事:緑茶によってもたらされるストレス軽減と不眠改善の効果とは
〇今回ご紹介した商品
千紀園スタッフ 2021.1.8
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