柄杓(ひしゃく)
- は行
- 2025.11.11
湯水を汲む、竹製の点前道具です。
通常の点前に用いる月形(つきがた)と、台子・長板の総荘り(そうかざり)などに用いる差通し(さしとおし)に分けられ、差通しは別に「荘り柄杓」と称することもあります。
さらに月形には、風炉用と炉用の二種類があります。
風炉用は合が小ぶりで、柄の切止の身のほうを斜めに切ったものです。
炉用は合が大ぶりで、切止の皮のほうを斜めに切ったものです。
また差通しは、切止はまっすぐに切り落とされ、柄が合の中まで差し通されています。
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千紀園スタッフ 2025.11.11





