柄杓(ひしゃく)

2018.6.4

用語集テンプレ

湯水を汲む、竹製の点前道具です。

通常の点前に用いる月形(つきがた)と、台子・長板の総荘り(そうかざり)などに用いる差通し(さしとおし)に分けられ、差通しは別に「荘り柄杓」と称することもあります。

さらに月形には、風炉用と炉用の二種類があります。
風炉用は合が小ぶりで、柄の切止の身のほうを斜めに切ったものです。
炉用は合が大ぶりで、切止の皮のほうを斜めに切ったものです。

また差通しは、切止はまっすぐに切り落とされ、柄が合の中まで差し通されています。

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