お湯から作るおいしい冷茶の作り方
- 日本茶
- 2021.7.2
暑い季節に飲む冷たいお茶は、私たちのからだのに隅々にまで涼を運んでくれ、ほっと一息つかせてくれます。
ついついたくさん飲んでしまって、気づいたら残り僅かになってしまっていることも…。
「今日はお客さんが来られるので、美味しいお茶を出したい。」
「食事の際に、冷たいお茶が飲みたいけどちょっと足りない。」
というシーンにもお役立ちの、お急ぎのときに時間を短縮して冷茶を作る裏技をご紹介します。
お湯出しで手早くおいしい冷茶が作れます
30分くらいでたっぷりの冷茶を作りたいときは、「お湯出し」がおすすめ。
お湯出し冷茶の作り方
①冷茶ボトルに最初に茶葉 10~20g(大さじ2~4)を入れます。
そこに熱湯を少量注ぎ、1分ほど蒸らし、お茶を濃く出します。
②先ほどの冷茶ボトルに水がいっぱいになるように足して、冷蔵庫に入れてください。
フィルターインボトル 750mlを使うと便利です!
③30分~1時間ほどで美味しい冷茶ができます。
緑茶だけでなく、麦茶もこの方法で作れますよ。
麦茶の場合、水出しより麦の香ばしさが感じられるお茶になります。
関連記事:麦茶の種類と選び方
オンザロックでさらに時間短縮!
さらにお急ぎの時は、急須で濃く出したお茶をたっぷりの氷が入ったグラスに注ぐ方法(オンザロック)もあります。
緑茶のオンザロックの作り方
①急須に茶葉 10~20g(大さじ2~4)を入れます。
②200mlほどの熱湯を注ぎ、1分ほど待ちます。
③氷をたっぷり入れたグラスに注ぎます。
いつも飲んでいる温かい緑茶の淹れ方と基本的には同じですが、茶葉を気持ち多めにしたりお湯の量を少なくしたり、抽出時間を少し長めにして、いつもより濃い目に出すのがポイント。
そのまま飲むと濃すぎるかな?というくらいにしていただくといいかもしれません。
日本茶であればどの茶葉でも淹れられますので、お試しくださいね。
水出し緑茶との違いは?
「水出し緑茶」は、冷水から淹れることによって、アミノ酸の一種であるテアニン、カテキンの一種であるエピガロカテキン(EGC)がたっぷり含まれた、とろっとした甘みのある緑茶が楽しめます。
関連記事: 茶葉を使った美味しい水出し緑茶の作り方
一方、お湯で淹れたお茶を冷やした「冷茶」は、お湯で淹れることで緑茶のもつカフェインやタンニン、茶カテキンの一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)が溶け出しているので、温かい緑茶の風味をそのまま生かしたお茶を楽しめます。
お仕事や勉強の合間のリフレッシュタイムや、朝起きてシャキッとしたい時などにもぴったり。
その時の気分やシーンによって、水出したお茶かお湯出ししたお茶かを飲み分けるのも楽しいですよ。
夏も緑茶を満喫してくださいねー!
千紀園スタッフ 2021.7.2
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