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吉村楽入は、京焼・清水焼の中でも特殊な楽焼を得意とする窯元です。 吉村家は明治時代より京都で焼砥石製造を営んでいましたが、初代楽入より陶芸を本業とするようになり、「楽入」の名は代々継承され、当代は3代目です。
千利休の時代から茶道で重宝されてきた黒楽茶碗、赤楽茶碗を中心に、 華かやな絵付け茶碗、日用食器、室内用タイル「楽タイル」に至るまで、伝統的かつ革新的なアイテムを日々作成しております。
当代(本名 重生)は、同志社大学卒業後、京都市工業試験場(現 産業技術研究所)の研修を終え、京都府陶工訓練校(現 陶工技術専門校)の成形課を卒業し、二代目楽入に師事しました。 20代前半より、茶道を表千家堀内家で学び、表千家同門会京都支部の役員を永年委嘱されております。又、若年期、裏千家前お家元ご次男 故伊住宗晃宗匠の薫陶を受け、茶美会に所属後、楽茶碗製作体験を始めました。
平成十六年に当代に代替りをした事をきっかけに大正年間に建仁寺黙雷老師より拝領した家名「萬福堂」を名乗り、三代目楽入つまり「萬福堂楽入」が誕生致しまして、今日に続いております。
自作ブランド「萬福堂楽入」の伝統的な赤楽・黒楽を中心に個展活動を精力的に展開しながら、二代目の時代より創始した「楽入窯」ブランドを主宰し、楽焼では珍しい「絵付茶碗」の制作に励み、独特の楽焼の展開に挑戦されております。
近年の茶道の変遷に伴い、楽焼以外の焼成法も取り入れた茶道具を製作し、楽焼技法を駆使した食器などの開発を進め、楽焼による室内装飾用タイルが某高級ホテルに採用されるなど、京焼・清水焼の窯元として、多彩な焼物を展開しております。
平成十三年 楽焼技術としては初の伝統工芸士に認定され、平成二十三年には京都市より、「未来の名匠」に認定されており、沖縄県立芸術大学の非常勤講師や、自らの卒業した陶芸関連教育施設で後輩の育成に尽力し、楽焼の伝統を次世代に伝えることに貢献されています。 楽焼の技術と精神を次世代に伝え、多くの優れた陶芸家が育ち楽焼の伝統は未来へと受け継がれています。
現在、(独)京都市産業研究所陶磁器研究会委員長・(財)京都陶磁器協会理事長の任を受け、京都工芸作家協会会員です。
この作品は、当代「萬福堂楽入」が、伝統的技法を駆使して作陶したブランドで、吉村楽入の最高ブランドとして、主に各地百貨店美術画廊などでの個展で発表・販売されています。
楽独特の「ひねり成形」「引き出し焼成」にこだわった、二度と同じ物が出来ない唯一無二の作品となっております。
陶土は初代から所蔵している土に、現在の土をブレンドし、独特の素地色や手触りを求め、釉薬は現在では入手困難な「加茂川石」や「黄土」を使用した多彩な色調が特徴です。
黒楽茶碗ラスター彩流し釉
淡 赤楽 「龍」
紅楽茶碗「桃源郷」
楽入という文字の陶印を配した作品の事で、角印・丸印・草書体印・小判印など大小6種類ございます。この作品は当代「萬福堂楽入」と工房の職人の共同作業で製作しており、茶碗や割烹・茶懐石道具・菓子器・花器など多彩な作品がございます。
抹茶茶碗「薄墨桜」
蓋置 イチゴ
楽茶碗 黒楽茶碗
楽入窯という文字の陶印を配した商品で、当工房作となります。主宰である当代の監修の元、楽焼茶碗から食器・置物、また茶道具以外にも楽焼の技術を応用した箸置き・豆皿なども製作しています。
万能碗 スミレ金銀彩
菓子器 団扇の絵
香合 アマビエさん
昭和34年9月 京都にて吉村楽入長男として生まれる 昭和57年3月 同志社大学経済学部卒業 昭和58年3月 京都市工業試験場 伝統産業後継者育成陶芸コース修了 昭和59年3月 京都府陶工訓練校成形科卒業、以後、父 先代楽入に師事、現在に至る 平成5年 京都清水焼パリ展選出品 平成元年より「楽入窯」創始 現在 主宰 平成12年 「重生」印を泉涌寺熊谷龍尚和尚より拝領し、以後、襲名まで使用する 平成13年 伝統工芸士認定 平成16年 吉村楽入を継承し襲名、以後、各地にて個展を開催 平成23年 京都市より「未来の名匠」に認定される
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吉村楽入(よしむららくにゅう)
吉村楽入は、京焼・清水焼の中でも特殊な楽焼を得意とする窯元です。
吉村家は明治時代より京都で焼砥石製造を営んでいましたが、初代楽入より陶芸を本業とするようになり、「楽入」の名は代々継承され、当代は3代目です。
千利休の時代から茶道で重宝されてきた黒楽茶碗、赤楽茶碗を中心に、 華かやな絵付け茶碗、日用食器、室内用タイル「楽タイル」に至るまで、伝統的かつ革新的なアイテムを日々作成しております。
吉村楽入について
当代(本名 重生)は、同志社大学卒業後、京都市工業試験場(現 産業技術研究所)の研修を終え、京都府陶工訓練校(現 陶工技術専門校)の成形課を卒業し、二代目楽入に師事しました。
20代前半より、茶道を表千家堀内家で学び、表千家同門会京都支部の役員を永年委嘱されております。
又、若年期、裏千家前お家元ご次男 故伊住宗晃宗匠の薫陶を受け、茶美会に所属後、楽茶碗製作体験を始めました。
平成十六年に当代に代替りをした事をきっかけに大正年間に建仁寺黙雷老師より拝領した家名「萬福堂」を名乗り、三代目楽入つまり「萬福堂楽入」が誕生致しまして、今日に続いております。
自作ブランド「萬福堂楽入」の伝統的な赤楽・黒楽を中心に個展活動を精力的に展開しながら、二代目の時代より創始した「楽入窯」ブランドを主宰し、楽焼では珍しい「絵付茶碗」の制作に励み、独特の楽焼の展開に挑戦されております。
近年の茶道の変遷に伴い、楽焼以外の焼成法も取り入れた茶道具を製作し、楽焼技法を駆使した食器などの開発を進め、楽焼による室内装飾用タイルが某高級ホテルに採用されるなど、京焼・清水焼の窯元として、多彩な焼物を展開しております。
教育活動と後継者育成
平成十三年 楽焼技術としては初の伝統工芸士に認定され、平成二十三年には京都市より、「未来の名匠」に認定されており、沖縄県立芸術大学の非常勤講師や、自らの卒業した陶芸関連教育施設で後輩の育成に尽力し、楽焼の伝統を次世代に伝えることに貢献されています。
楽焼の技術と精神を次世代に伝え、多くの優れた陶芸家が育ち楽焼の伝統は未来へと受け継がれています。
現在、(独)京都市産業研究所陶磁器研究会委員長・(財)京都陶磁器協会理事長の任を受け、京都工芸作家協会会員です。
萬福堂楽入
この作品は、当代「萬福堂楽入」が、伝統的技法を駆使して作陶したブランドで、吉村楽入の最高ブランドとして、主に各地百貨店美術画廊などでの個展で発表・販売されています。
楽独特の「ひねり成形」「引き出し焼成」にこだわった、二度と同じ物が出来ない唯一無二の作品となっております。
陶土は初代から所蔵している土に、現在の土をブレンドし、独特の素地色や手触りを求め、釉薬は現在では入手困難な「加茂川石」や「黄土」を使用した多彩な色調が特徴です。
黒楽茶碗ラスター彩流し釉
淡 赤楽 「龍」
紅楽茶碗「桃源郷」
楽入印
楽入という文字の陶印を配した作品の事で、角印・丸印・草書体印・小判印など大小6種類ございます。
この作品は当代「萬福堂楽入」と工房の職人の共同作業で製作しており、茶碗や割烹・茶懐石道具・菓子器・花器など多彩な作品がございます。
抹茶茶碗「薄墨桜」
蓋置 イチゴ
楽茶碗 黒楽茶碗
楽入窯製
楽入窯という文字の陶印を配した商品で、当工房作となります。主宰である当代の監修の元、楽焼茶碗から食器・置物、また茶道具以外にも楽焼の技術を応用した箸置き・豆皿なども製作しています。
万能碗 スミレ金銀彩
菓子器 団扇の絵
香合 アマビエさん
3代目当代 萬福堂吉村楽入 陶歴
昭和34年9月 京都にて吉村楽入長男として生まれる
昭和57年3月 同志社大学経済学部卒業
昭和58年3月 京都市工業試験場 伝統産業後継者育成陶芸コース修了
昭和59年3月 京都府陶工訓練校成形科卒業、以後、父 先代楽入に師事、現在に至る
平成5年 京都清水焼パリ展選出品
平成元年より「楽入窯」創始 現在 主宰
平成12年 「重生」印を泉涌寺熊谷龍尚和尚より拝領し、以後、襲名まで使用する
平成13年 伝統工芸士認定
平成16年 吉村楽入を継承し襲名、以後、各地にて個展を開催
平成23年 京都市より「未来の名匠」に認定される